トマトジュースの飲み過ぎは体に害!?作り方のコツはこちら

トマトジュース 効果

トマトの健康効果は皆さんご存知の通りです。健康だけでなく美容にも大変良く、毎日食べている人も多いですよね。しかも今が旬のトマトは夏の太陽をいっぱい浴びて甘さも増しています。

そしてトマトを手軽に摂取出来るとして一時期ブームにもなったトマトジュース。トマト同様に健康・美容に大変いいのですが、実は飲みずぎると逆効果になることを知っていましたか?

今回はそんなトマトジュースのあれこれについて見てみましょう♪

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トマトジュースの飲み過ぎは危険?

トマトジュース 飲み過ぎ

トマトジュースは手軽にトマトの栄養が摂れるとあってブームにもなりましたね。確かにトマトジュースならコンビニでも買えるので、忙しい人でも普段スーパーに行くことが無い人でも簡単に手に入ります。

そしてそのトマト効果で美肌になったり、便秘が解消したりと健康効果の恩恵にあやかった人も多いのではないでしょうか。

ですがその一方で効果がない、逆に調子が悪いといった声もあるんですよ。野菜はたくさん摂れ!っていうのに摂りすぎて健康を脅かすとは何だかあまのじゃくですね。

というのもトマトジュースには塩分が入っているものと入っていないものがあって、これを知らないだけでも大きく変わってきます。塩分が入っているものをガブガブたくさん飲むと塩分過多になりますよね。

他にもトマトは体を冷やす作用があるので大量に摂取すると体が冷えてしまって体調不良の原因になってしまいます。

このように体に良いからといって何でも過剰に摂取すると返って体にマイナスになることもあるんですよ。

飲み過ぎが招く健康被害について

トマトジュース 健康

では実際にトマトジュースを飲みすぎるとどんな影響があるのか見ていきましょう。

《高血圧》
トマトジュースに塩分が含まれている場合、塩分過多で高血圧になる危険があります。トマトジュースには無塩のものもあるのですが、飲みにくいと有塩を選ぶ人が多いのでは?ですが有塩の場合、コップ1杯に約1.5~2gの塩分が入っているんだとか。これは1日の塩分摂取量の約1/3です。
《冷え&むくみ》
トマトは体の熱を排出してくれる夏野菜です。トマトジュースにしてもその効果は変わりません。冷たく冷やしたトマトジュースは美味しいですが、さらに体を冷やしてしまいます。すると血流が悪くなってむくみにも繋がります。そして代謝が落ちることで太りやすくもなりますね。
《体調不良》
トマトはカリウムを多く含みますが、カリウムの過剰摂取は体調不良の元になります。腎臓ではカバーしきれないほどのカリウムが体内に入ると消化機能に影響を及ぼします。すると吐き気や下痢の症状が表れて体調不良に。他にも体のだるさや指先のしびれなども出てきます。
《胃腸への負担》
胸がムカムカする、胸が焼けるように痛いといった症状が出ることもあります。これは胃酸の濃度が高くなっているからかもしれません。トマトは酸を含むので過剰摂取すると胃の中の酸の濃度が上がってしまいます。すると胃酸が逆流して食道を傷つけ慢性的な胃の不快感や胸のむかつきになってしまいます。

これら以外にも肝臓にも影響が出たり、アレルギー症状を発症することもあるようです。ですので過剰摂取はくれぐれも控えて適量を飲むようにしてください。

トマトジュースの適量は1日200mlです。これだけで十分栄養は摂れていますよ。

肌や便の色が変わることもあるってホント!?

色素沈着の症状

トマトジュースを飲み過ぎると何か皮膚の色がおかしい!といった症状も出てきます。これは『柑皮症』といって色素沈着の症状なんですよ。よくみかんと食べ過ぎると手が黄色くなるといったことがありますが、これと同じです。

トマトにはカロテノイド色素というものが含まれていて光合成に必要不可欠な成分です。そして光に対して保護機能があるので、トマトを摂取すると日焼けをガードするとされています。ですが過剰に摂取した場合は肌が黄色くなってしまうんです。

とはいえこれは飲むのをやめればすぐに治ります。また1日に900ml以上飲むと発症しやすいそうです。

他にもトマトの赤い色素はリコピンといってこれも飲み過ぎると便が赤くなるんですよ。ちょっとびっくりしちゃいますが、この場合も飲まなくなればすぐに治ります。もし戻らないときは何らかの病気が隠れているかもしれませんので、一度病院に行くようにしてください。

トマトジュースの作り方やコツは?

トマトジュースの作り方

トマトジュースはお家で作ると絶品なんですよー!トマトジュースが苦手という人も一度手作りしたものを飲んでみてください♪無添加で濃厚なので、他の料理にも使えてとっても便利ですよ。

【材料】

  • 完熟トマト 10個(1.5kg)

【作り方】

  1. トマトは乱切りにします。この時皮はついたままでOK!厚手の鍋に乱切りにしたトマトを入れ、塩を少々。蓋をしたらそのまま弱火で10分煮ましょう。沸騰してから10分経ったら火を止めてください。
  2. ザルでトマトを濾していきます。丁寧に裏ごしすることで濃厚な味になります。ザルの裏にも果汁がついているのでそれも捨てないでくださいね。
  3. そのまま冷蔵庫に入れて冷たく冷やして召し上がれ♪

このままの状態でコンソメなどを加えたら濃厚トマトスープになりますね。

そして半分くらいまで煮詰めてあげれば自家製のトマトピューレになります。トマトピューレはソースに使えるので小分けで冷凍しておくととても便利ですよ♪

今回塩を加えていますが、無塩がよければ塩は加えなくもOKです。お好みの味で調整してみましょう。

夏野菜の代表トマト。我が家も夏になると大量に頂くので毎年消費に困っているのですが、トマトジュースにしてからピューレにしておくといつでもすぐにトマトパスタや料理のソースに使えて重宝しています。

とはいえトマトは体を冷やしてしまうので飲み過ぎ、食べ過ぎには注意してくださいね。

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