トマト栽培に雨よけは必須!!その理由とやり方について

雨よけ やり方

トマトは陽光を好み、根が深く伸びるので、植え付ける場所は日当たりが良く、深く耕せる所を選び、日照のよい所で育てることが第一です。植え付け後の管理として、「わき芽摘み」や「摘芯」「追肥」等の作業と「水の管理」があります。

トマト栽培で最も厄介なのは雨への対応です。プランターや鉢等の容器栽培の場合には軒下に移動する等して雨よけが出来ますが、地植えの場合には動かすことはできないので、雨よけをしなければなりません。

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雨よけのやり方は?

トマト栽培 雨よけ

雨よけのやり方はトマトの植え付けた列を覆うことができるように、両サイドに高く、倒れないように、交差部分をしっかり固定した支柱をたて、天井部分にビニールを固定します。簡単なビニールハウスを作る要領です。

雨よけをする理由について

とまと 雨

雨よけをする理由の一つは、水分の管理に関することです。トマトの糖度をあげて甘く育てるには水分管理が重要とはよく知られていますが、雨が多いとその分、余計な水分が土に含まれることになるので、その結果、実の水分も多くなるため味が薄くなり甘さが少なくなってしまいます。また、しばらく天気が続いて乾燥した後に、大雨が降ったりすると根が一気に水分を吸収して、その結果、実がその水分で急激に大きくなるので、皮の成長が追いつかずに実が裂けてしまいます。

しかし、これらは、地面まで覆われるビニールハウスならいざ知らす、天井だけをビニールで覆っただけでは地面には水が貯まっている状態なので、水の管理の面ではあまり効果的とはいえないかもしれません。

雨よけで病気を予防!

トマトの病気

雨よけを必要とする最大の理由は、病気を防ぐためです。トマトの病気は灰色かび病、ウドンコ病の多湿や風通しの悪さからくる病気が多いですが、これらは湿気が多い雨の後などに発生し易いので、雨の当たるのを防ぎ疫病にかかることを防ぐために重要な作業です。ぜひ、手を抜かずにやっておきましょう!

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