血糖値を下げるならトマトジュースがオススメ!効果や飲み方は?

血糖値を下げる方法

血糖値とは、血液中の糖分濃度のことです。食事から摂取した糖質は細かく分解され、血液中に溶け込んで全身を機能させるためのエネルギーとして利用されます。しかし調整がうまくいかなくなると血糖値が常時、高い状態が続いてしまい、これは糖尿病を引き起こす一つの要因になり得ます。

暴飲暴食、睡眠不足、またこれを調整しているホルモン、インスリンの分泌量の低下や作用機能の低下が、こうした状態を引き起こすので、血糖値を下げるためには、食生活などの生活習慣に気をつけると共に、そのために効果的だと言われている食べ物などを利用することが方法のひとつです。ここでは、トマトジュースについてみていきましょう!

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トマトジュースで血糖値が下がる?

クエン酸の効果

トマトジュースのトマト、その中に含まれている【リコピン】や【クエン酸】には、インスリンの分泌に働きかけることで血糖値を下げる作用があると言われています。

またトマト自体、血糖値が上がりにくい食品なので、それが利用されているトマトジュースは、上手に利用すれば血糖値の改善に効果が期待できます。あくまでも補助的な役割を果たす程度なので、トマトジュースだけに頼り切るという考えは避けて下さい。これを利用すると共に、食事内容に気を配ったり、糖質をエネルギーとして使用するために定期的な運動をすることも大切です。

トマトジュースは肝臓や髪の毛にも効果的!

肝臓の働き

肝臓は様々な物質を分解したり、手助けしたりと常時、休むことなく働いています。それと同時に活性酸素も生まれやすい臓器です。活性酸素は溜まりすぎてしまうと、ジワジワと肝臓を弱くさせていきます。そんな時、トマトの色素でもあるリコピンには、活性酸素を取り除く効果があります。

また、トマトジュースはアルコールなどと同時に飲用することにより、アルコールやアセトアルデヒドを分解する時間を短縮することができます。このような効果も含めて、トマトジュースには肝臓に効果的と言われているのです。

髪の毛への効果

次に、髪の毛への効果について。髪に良い食材と言えば、海藻などのイメージがありますが、トマトにも実は発毛効果と艶髪効果があるんですよ♪トマトジュースを毎日飲むだけで、髪の毛が増え、艶つやになればこんなに嬉しいことはありませんよね。

トマトに含まれるリコピンには、抗酸化作用が豊富に含まれていることにより、生活習慣病や老化を抑制する効果があります。身体の老化を抑制させることにより美肌効果などもあり、それに伴い血行や血流が良くなり、頭皮がイキイキと健康になったり、余分な皮脂を抑える効果があります。そのため、抜け毛が少なくなり、健康で艶のある髪の毛になります。

トマトジュースのあう油とは?

トマト 油

トマトに含まれるリコピンは油に溶けやすいので一緒に摂取すると吸収率が上がります。最初はトマトジュース1杯に対して油を小さじ1杯入れることにより、1.5倍の吸収率に上がります。抵抗なく飲むことに慣れてきたら、油を小さじ2杯に増やしましょう。リコピンは加熱しても分解されることがない栄養素なので、加熱料理や煮混み料理にもオススメです。

トマトジュースでそのまま飲む場合には【亜麻仁油】がオススメです。亜麻仁油には髪の毛に良い、オメガ3必須脂肪酸が含まれているためです。難点としては、オメガ3必須脂肪酸は熱に弱いので、加熱には適していません。

加熱に合うのは【オリーブオイル】です。オリーブオイルはリコピンの吸収率をあげるうえに、熱にも強いので加熱料理にオススメです。もちろんそのままジュースに混ぜて飲むこともオススメです。

飲むタイミングや量について

トマトジュース 食前

血糖値を下げる目的でトマトジュースを飲むなら、食前に飲むのが望ましいとされています。特に空腹時にいきなり食事を摂取すると、それだけで血糖値が急上昇しやすくなってしまいます。しかしそこにトマトジュースを飲むようにすれば、食事からの糖の吸収を穏やかにすることが期待できます。毎食コップ1杯、約200mlの量を飲むのが望ましいとされています。

育毛や髪の毛をきれいにする目的で飲むなら、成長ホルモンが活発になる夜にのみましょう。

より高い効果、また体への影響を考えるのであれば、「無糖」で「トマト100%」のトマトジュースを選択するのが理想です。とはいっても、飲み過ぎると肌が黄色になってしまうこともあるので、量はしっかり守ってくださいね。

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