夏野菜の代表とも言えるトマトですが、ビタミンCやカロチン、ペクチンなどが豊富に含まれており栄養価の高い野菜です。そのため赤ちゃんにも食べさせてあげたい食材でもあります。
トマトは離乳食初期から赤ちゃんでも食べられる食材です。オススメのレシピは様々なものがあるため、初期・中期・後期と月齢に合わせて食べさせることをおすすめします。
記事の目次はコチラ♪
トマトの栄養成分について
トマトの具体的な栄養としては【リコピン】や【ビタミンC】などが挙げられます。
リコピンは動植物に含まれる色素であるカロテノイドの一つで高い抗酸化作用があります。人間の体は酸素を取り入れてエネルギーを作りますが、同時に活性酸素も作り出します。活性酸素は細菌などから体を守る働きもありますが、増えすぎると血管や細胞を傷つけて体を酸化させます。そんな活性酸素をリコピンは除去する働きがあります。
ビタミンCは抗酸化作用があるほか、免疫機能を高めたりする作用があり、ペクチンは水溶性食物繊維のため便秘予防する効果などが期待できます。
トマトの離乳食レシピを紹介
<離乳食初期>
離乳食初期にオススメのレシピとしては、トマトを沸騰したお湯に入れて湯むきします。適当な大きさにカットしたらスプーンで取り除いてみじん切りにし、すり鉢ですりつぶすかフードプロセッサーですりつぶします。まとめて作って製氷皿で冷凍しておくか、フリーザーパックに入れて菜箸などで1回分ごとに区切りをつけておくと便利です。それをそのまま食べたり、ポタージュにしたりおかゆに乗せて食べさせます。
<離乳食中期>
中期のレシピとしては、すり潰されなくても食べられるようになるため粗みじんにしたトマトがオススメです。これも冷凍保存できます。野菜スープとうどんに入れて食べさせたり、ミルクパン粥に入れて食べれば、トマトの酸味が和らいで食べやすくなります。
<離乳食後期>
後期では湯むきして種を取ったトマトが食べられるようになります。卵と一緒にリゾットにしたり、スパゲッティに入れても楽しむことができますよ♪
個人差があるので、時期は参考適度にしてくださいね♪