トマトは傷みやすい野菜ですが、冷凍すると保存期間が延びます。むしろトマトは冷凍保存した方が、鮮度を保ち、色々なメリットがあります。トマトの保存については後半でチェック♪
トマトは冷凍保存するといい?
トマトを冷凍保存した時の調理時のメリットは、剥きにくい皮が剥きやすくなったり、味が染み込みやすくなったり、料理に加えやすい点があげられます。栄養面でのメリットとしては、トマトに豊富に含まれる【グルタミン酸】と【アスパラギン酸】などのうまみ成分は、冷凍をすることでうまみがアップします。
冷凍保存のやり方や注意点は?
トマトは生のままで問題ありません。ヘタを取り、綺麗に洗って、フリーザーパックなどに入れて、空気を抜き、しっかり口を閉じてから冷凍すると、より長期保存が可能です。サランラップでも構いませんが、どちらの場合も水はしっかり切りましょう。カビの原因になります。はじめからヒビが入ったものは、傷みやすいので向いていません。
冷凍するのは、丸ごとでも、切ってからでもどちらでも大丈夫です。切る場合は大きさを揃えておいた方が、のちに料理をする際に使いやすいです。なるべく急速冷凍することをおすすめします。
冷凍トマトの食べ方について
冷凍したトマトはサラダには向きません。トマトソースや煮込み料理などに用いるのがベストでしょう。半解凍して、はちみつなどをかけて、デザート代わりにするのも良いかもしれませんが、あくまでも半解凍にとどめましょう。
お弁当などに入れるのは、水分が出て味が落ちる原因となりますので、おすすめできません。
冷凍した時の保存期間はどれくらい?
保存期間は約1カ月を目安にしましょう。ただ、白い線カビが生えてたり、腐った匂いがしたり、黒っぽく変色してしまった場合は食べるのをやめて下さい。長期保存した場合は、火を通すことをおすすめします。
様々な点から見ても、トマトは長期間の保存のためだけではなく、より美味しく食べるために冷凍するのも良いかもしれません。