ミニトマトの育て方で必ずやらなければならない作業が「わき芽かき」です。わき芽を摘まずにほおっておくと、その芽はどんどん茂って密集してしまい、風通しが悪くなって病害虫発生の原因になったり、わき芽をのばすのに栄養分を使ってしまって実が十分育たなくなってしまったりするのを防ぐための作業です。
ここでは、ミニトマトの栽培で欠かせない「わき芽かき」についてご紹介します!
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わき芽かきのやり方について
わき芽は本葉の付け根に次々と出てくるので、小さいうちの主枝と見分けがつくうち、わき芽が5㎝くらいまでのときに早めに摘み取り、中心の茎だけをのばしてやり、一本仕立てになるように育てます。
わき芽かきのやり方は、片方で主枝を支えて、もう一方でわき芽をもって手でつまんで横にポキッと倒せば簡単に取り除くことができます。万一主枝を折ってしまっても、わき芽は次から次へとのびてくるので、勢いのあるわき芽を主枝の代わりとして伸ばしてやります。
成育中は次々にわき芽が出てくるので、こまめに摘みとり、一度摘み取ったところから再び出てくることもあるので、見分けやすいためには3日に1度くらいのペースでするといいです。
わき芽かきをするときの注意点は?
裏側の陰に隠れて見逃してしまい大きくなったわき芽を無理に手で摘むと、残す茎の表面の皮が裂けてしまうことがあるので、このようなときは無理をせずに清潔なハサミできりとります。また、作業は わき芽を摘みとった箇所が乾きやすく病原菌が入りやすくなってしまうので、晴れている日に行いましょう。
摘み取ったわき芽を挿し木にして殖やすこともできますので、捨てずに 挿し木にも挑戦してみてくださいね!