ミニトマトの育て方はそれほど難しいものではありません。むしろ、初心者向きといえます。種からでも育てられますが、苗を購入して育てるのが簡単です。苗は茎が太く節の間隔の短い葉が厚みのある艶の良い緑色のものを選ぶようにしましょう。
ミニトマトの育て方は?
ミニトマトは連作障害を起こしやいので、病気を避けるためにも同じ場所に植えつけを行うのは避けるようにします。また同じナス科のピーマンやナスを植えた場所も同じ理由で植え付けるのに適していません。
土壌は排水性の高いものを選び、たい肥・腐葉土など肥料と一緒にすきこむようにします。
水やりの頻度や量について
トマトの原種は乾燥した地域に育っていたものなので、湿気の多い日本では水やりには気を付ける必要があります。水やりは与えすぎないことが肝心です。頻度や量は、葉が丸まってしおれる直前まで水やりを抑え、量も少なめにします。
水をたくさんやりすぎると実に水分が多くなりうまみが薄まってしまいます。また実が水分を過剰に吸収すると実割れを起こして表面の皮が破れてしまうこともあります。水やりには注意が必要です。
わき芽取りや乾燥もトマト栽培には重要!
「わき芽」はつまみ取った方が実が大きくなり実なりがよくなります。大きくなってくると株元の風通しを良くするためわき芽とることは大事です。病害虫は風通しが良くなると発生の可能性が低くなります。また乾燥気味に育てたほうが果実の糖分が増え味が濃くなります。
また太陽光をたくさん当たることが実の収穫量を増やします。花が咲いてから1か月後くらいで赤く色づいてきた実が収穫できるようになります。ミニトマトは房ごと切り取るのではなく、果実1粒ずつ真っ赤に色づいたものを選んで収穫するようにします。枝で真っ赤に熟したミニトマトの味は甘みが格段に違います。
トマト栽培はいろいろと気をつけることがありますが、育てやすさは野菜の中でもトップクラスなので、ぜひ家庭でも作ってみてくださいね♪