ミニトマトはビタミンCとカロテンが豊富で色味もよく、サラダにもピッタリなため人気の野菜です。栽培の難易度も比較的低いため、家庭菜園の初心者さんがよく育てています。
ここでは、肥料の選び方や追肥の時期についてご紹介します。
ミニトマトの育て方について
まず、ミニトマトの苗を4月ごろ植えつけます。生育には昼間25度ほど、夜間で16度前後が適しています。
ミニトマトは排水性が高い土で育てるのが効率的なので、土づくりも重要です。赤玉土6.5に対して腐葉土を2.5、それとバーミキュライトを1配合すると良いようです。それに石灰を混ぜます。わかりにくければ、ホームセンターなどでトマト栽培用の土が販売されていることがあるので、そちらを使ってみてください。
肥料の選び方や栽培方法は?
肥料は化学肥料を用土10リッターに対して10g~30gを混ぜます。この肥料は植えつける1週間前に行うことがオススメです。
ミニトマトを種から育てるのはなかなか難しいため、苗を購入した育てるのが近道です。苗のミニトマトを40センチメートル間隔で用土に植え付けていきます。ミニトマトは排水性が悪いと病気になりやすいため、盛土をして排水性能を高めます。
植えつけ後2から3週間ぐらいで本枝が大きくなってきますので、支柱を立ててひもで本枝を結びます。実はミニトマトの本葉が8枚程度のなるころには最初のつぼみができます。花が咲いて1か月ほどで収穫時期を迎えます。赤い色が熟してきたら収穫時のため、朝方の涼しい時間帯に果実1粒ずつヘタの上部分で切り取ると良いです。
水やりや追肥の注意点はこちら
この時期は水やりは少なめで十分です。水のやり過ぎは芯止まりの原因となる場合があります。ミニトマトは風通しの良い場所を好みます。太陽光をたくさん浴びるとより美味しいミニトマトになります。
なお、追肥の時期は第果房が膨らみ始めた頃が1回目の追肥、その後3週間に1回程度追肥を行うと良いです。雨が多い時期は生育が旺盛のため、追肥は必要ありません。